• 期間:2020年4月〜
  • 部会長:川島孝一郎(仙台往診クリニック)
  • 幹事:安藤泰至(鳥取大学)
  • 部会員:石本博子(熊本大学)、井上信次(新見公立大学)、野池輝匡(相澤病院)、光本保英(大阪府済生会吹田病院)

部会の活動目的

生命倫理における「生命」に関する課題は、① 物質論遺伝子・性差・老化・身体機能や脳機能とAIのみならず、② 心理・哲学・宗教的内容を含め多岐にわたります。さらに「人生の最終段階」は①②に加え ③ 環境・社会・教育・経済・法律のいずれもが関連し合う複雑系と言って良いでしょう。

本部会は①と②のいずれかに偏らず、③を含めて釣り合いを保ちながら「人生の最終段階におけるケア(End of life care)のあり方」全体の整合性を求めてゆくものです。

学会員及び部会員それぞれの志向性・義務感・研究内容等は広大ですが、本部会においてはそれぞれの活動内容を紐解きながら各課題の関係性を「見える化」してゆくことにより、各人の立ち位置の確認と、各課題の収束性あるいは拡散性を理解してゆくことにより「人生の最終段階におけるケア(End of life care)のあり方」の方向性と充実性を求めてゆきます。

2021年度活動計画

  • 全体会議で部会員それぞれの「本部会に関する要望等」を聴取し論議してゆきます。
  • 当部会の「日本生命倫理学会」における①立ち位置、②生命倫理における最も基礎となるところ、③自由とモラル、個人と全体等に関する境界領域の論議、④自由意思についての論議、⑤COVID関連と本部会のあり方、等を含め、2.活動目的に記載されている内容を確認しながら全体会議を開催する予定です。
  • 全体会議は複数回(2ヶ月ごと計4回予定)開催しそれぞれの課題の発表を行い、関連性を論議することにより本部会の全体的なあるべき姿と枠組み及び方向性を模索することとします。
  • 以上を踏まえ、2021年度本部会の実施内容と提言を日本生命倫理学会に提出いたします。

本部会に関するお問い合わせ先

b02-elc[at]ja-bioethics.jp

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