• 期間:2020年4月〜
  • 部会長:森下直貴(一般社団法人老成学研究所)
  • 幹事:美馬達哉、中塚晶博

日本はいま「超長寿社会」あるいは「デジタル超高齢社会」に突入している。この社会の特徴は人生の後半が50年も続くことである。50年の老いは人類未踏の世界であり、いまこそ老いを正面から問い直す研究が必要である。老い方は死に方と生き方を包括する。求められるのは、死生学と倫理学を包括するポスト・パンデミック時代の哲学である。

本部会では、長寿化(またはデジタル高齢化)に関する研究を互いに持ち寄り、討議を通じて全世代が活躍できる持続可能な未来社会を構想する。その中で必要に応じて共同研究を推進する。中身は部会参加者の意見をふまえて絞っていくが、さしあたり次のトピックスがあがっている。「高齢者の安楽死問題と生きがい」「最晩年期の高齢者の実態」「デジタル技術と長寿社会(ロボット・AIの利活用)」「医療介護資源配分と社会保障制度」「認知症高齢者の治療と介護」「地域包括ケアとコミュニティデザイン」「東アジアの高齢化調査」。

なお、部会の運営についてはこれから定めていくが、年数回の講演会・討論会を補うため、オンラインネット会議を多用するとともに、交流の場として老成学研究所のホームページを用意している。

本部会に関するお問い合わせ先

b04-choju[at]ja-bioethics.jp

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