• 期間:2020年4月〜
  • 部会長:門岡康弘(熊本大学)
  • 幹事:田代志門、服部健司、浅井篤、清水哲郎

この部会の目的は、臨床倫理・医療における倫理的意思決定に関する多様な方法論を探求し、その裾野を広げることです。

わが国の臨床倫理は、「医療倫理の四原則」、「ジョンセンの四分割表」そして「臨床倫理コンサルテーション」といった米国式方法論の影響を強く受けています。しかし、哲学・倫理理論、決議論、ナラティブ分析や対話を用いたアプローチなど、すでに開発・提案されている方法論はほかにもあります。また、本部会の幹事は、臨床倫理検討シート(清水)、ドラマトロジー・アプローチ(服部)、2ステップ・アプローチ(浅井)といった独自の方法論を考案し、医療や教育の場面で活用してきました。田代と服部は近年、Moral Case Deliberationを積極的に紹介し、関心を集めています。

部会では特定の方法論に固執することなく、臨床倫理の多様性や柔軟性を高めていこうと考えています。また、医療現場の当事者が状況に応じて効果的に実践できる方法論も探求していく予定です。

主な活動内容

  1. いろいろな方法論を参加者がともに学習・体験する機会の提供
  2. 効果的な方法論の開発
  3. 学会員や医療職を対象とした学習プログラムの開催

興味をお持ちの方はご参加ください。よろしくお願いいたします。

本部会に関するお問い合わせ先

b08-cli-meth[at]ja-bioethics.jp

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