活動総括

部会長 中村裕子

2021年度の活動開始は、6月からで、何とか第1回目(通算で第6回目)の部会を開催することができました。前年度の振り返りに基づき、今年度は、少し内容を深めていく方向で、部会の内容を検討しました。その結果、介護現場と直接かかわる部員から話題提供者を毎回1名決め、最近の介護現場で気になる課題について、倫理的側面から20分程発表して頂くことにしました。他方、介護従事者を養成する立場にある部員(主に養成校教員)には、コメント役を担当してもらい、研究職にある部員からは、関連した内容の倫理的講義を20分程頂くことにしました。今年度は、従来の形の部会2回に加え、このような形の部会を2回開催でき、少し専門的な視点から考えることができる機会を持つことができました。3月29日の最後の部会は、研究報告会の予定となっており、学会員に公開してはどうかという意見も聞かれ、検討中で実施の予定です。

一年間の活動記録

1回部会

2021年727 19:30-21:00

話題提供「介護の倫理」と「生活の倫理」
中村裕子

第2回部会

2021年928 19:30-21:00

話題提供「介護の倫理の課題となるための条件とは」
中谷友和

3回研究会

2021年113019:30-21:00

話題提供「家族の代理決定を考える」
清水直美

関連話題提供「神経疾患患者のPEGで生ずる倫理的側面の課題と対応」
中村裕子 

4回研究会

2022年11819:30-21:00

話題提供「寝たきり利用者の意思決定について」
李水麗

関連話題提供「ケアの倫理」
竹下哲

5回研究会

2022年32919:00-21:00

令和3年度研究発表会の予定