日本

医療資源(人工呼吸器)

心の健康

次の対象ごとに心の健康を保つためのガイドを提供
「隔離や自宅待機により行動が制限されている方々へ」
「隔離や自宅待機されている方の周りにいるあなたへ」
「高齢者や基礎疾患のある方・ご家族の方へ」

人権を守る

経済的損失に対する補償、検査と治療へのアクセスの保障、差別禁止と脆弱な人々の保護徹底、当局の権限濫用防止とモニタリング

新型コロナウイルスの三つの顔「病気そのもの」「不安と恐れ」「嫌悪・偏見・差別」がつながり拡大することを指摘。これを防ぐために、衛生行動の徹底、気付く力・聴く力・自分を支える力をつける、他者を労い・敬意を払うことを提案

NPO法人によるファクトチェック

情報バリアをなくすこと、障害者の命と安全の確保を訴えている

対策や支援から障害者が排除されないようにすること、衛生用品・医療用品の優先提供や検査・治療の迅速な提供、適切で正確な情報提供、生活支援・人権擁護などを訴えている

海外

医療資源(人工呼吸器)

医療資源不足時における集中治療のためのトリアージガイドライン

COVID-19の集中治療に関する倫理的検討
特に、人工呼吸器など集中治療資源の優先順位付けの意思決定など

ICU入室と治療に関する意思決定など。
日本集中治療医学会の日本語訳はこちら

新型インフルエンザH1N1流行時に作成された困難な選択に迫られた医療従事者・病院管理者向けのガイダンス
人工呼吸器の配分について言及している

治療方針の話し合い、アドバンス・ケア・プランニング

COVID-19とセカンダリケアにおける緩和ケア、終末期医療、そして悲嘆ケアに関するガイダンスにおいて、ケアのゴールに関する話し合いに言及

Healthcare Improvement Scotland内の組織が作成した、ACPの話し合いのガイダンスとテンプレート
COVID-19によって病態が非常に悪化する可能性が高い人たち、あるいは、すでに感染症やその他の健康問題で死にいたる可能性がある人たちへのACPの話し合いにおいて助けとなるRED-MAPの枠組みを用いている

高齢者ケア提供者のためのACPの優先事項
医療提供者のためのACPの優先事項
GPのためのACPの優先事項

医療代理人の選択、COVID-19が重症化した際の患者の希望、どのような治療を優先したいかや治療の選択肢について話し合う

医療代理決定者の選択、あなたにとって重要なこと、COVID-19が重症化した場合、どこで療養したいか、集中治療を受けたいか等を話し合う

心の健康

一般、医療従事者、医療施設のチームリーダー・管理者、子どもの看護者、高齢者や基礎疾患のある人たちとその看護者、隔離されている人々それぞれに向けたガイダンス

人々が、人との距離をとり接触を避けるsocial distancingや外出自粛によってストレスや孤独感を感じている状態で、心の健康と福祉を保つためのガイダンス

COVID-19アウトブレイク時に人々が抱えるストレスへの対処方法についてのガイダンス

医師会の医療倫理ガイドライン

限りある集中治療資源への公平なアクセス
病気の流行、災害、テロ発生時における医師の倫理的義務

医療資源の配分、トリアージ、医学的有用性、治療の差し控えと中止、優先順位の決定時における直接的、あるいは、間接的差別、必要不可欠なサービスの維持、医療従事者のリスク管理、一般診療への影響、公正なプロセスの重要性、責任の問題

人権を守る

医療へのアクセス、国の緊急措置、誰も置き去りにしない、汚名を着せる・差別・人種差別・外国人嫌悪を排する、移民・難民の保護、プライバシーを守る、性別役割分担を排する

米国の噂やデマの管理サイト

COVID-19の検査や治療を無償で受けられるようにすること、家族看護者らの有給病欠・有給休暇の取得が認められること、法に基づく権利が守られること

生命倫理系シンクタンク

政策提言

ガイダンス、政策提言、その他の関連URLリスト

その他の参考資料

1918年のインフルエンザパンデミック から100年を記念して開催されたワークショップの記録
100年の間に、新型インフルエンザH1N1、SARS、MERS、エボラ出血熱などの感染拡大に見舞われた世界が、これらの感染症対策から何を学んだのか、次のパンデミックにどのような備えができるかを議論

 

リンク集制作: COVID-19の倫理タスクフォース