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1. 目的
日本生命倫理学会(以下JABと表記する)は、学会員の国際学会発表を奨励し、国際交流の活性化をはかるため、生命倫理に特化した国際学会で発表を行うことが決定した学会員に助成金を支給する。この目的のもと、今回は2024年6月にカタールで開催されるInternational Association for Bioethics (以下IABと略する)年次大会か、あるいはIABのFeminist Approach to Bioethics (以下FABと略する) 年次大会のいずれかにおいて発表を行う予定のJAB学会員を対象にして助成金を支給する。
2. 対象となる大会とその情報
• 第17回国際生命倫理学会世界大会(the 17th International Association of Bioethics World Congress)もしくは、FAB大会(Feminist Approach to Bioethics Congress 2024)
• 開催期間: IAB 2024年6月3日~6日
FAB 2024年6月2日~3日
• 開催場所: カタール、ドーハ (Doha, Qatar)
3. 対象者
• 第17回IAB World CongressあるいはFAB Congress 2024に演題を申し込み、Proposalが受理された学会員1名
• なお、対象となる第17回IAB World Congress、あるいはFAB Congress 2024の対象となる発表形式の分類は以下の通り。(https://iabioethics.org/2024-congress)
① Oral paper (30 min total)
② Short oral presentation (15 minutes total)
③ Panel / Symposium Session (75 minutes total)
④ Workshop (90-120 minutes)
⑤ Poster
4. 応募資格
JAB会員なら誰でもご応募できます。ただし、若手育成という観点から、選出の過程において大学院博士課程在籍者や博士号取得後5年以内(いずれも2024年4月1日時点)の会員に優先度を与える場合があります。
5. 応募書類
JABのホームページ、あるいは学会メーリングリストで配布したリンクより申請フォーム(Googleフォーム)に記入。Google Formへのリンク⇒ https://forms.gle/SeSfLkQUqBXdox24A
なお、申請フォーム内の指定の箇所に、ASBHに受理されたProposal(報告)の内容ないしアブストラクト(英語の場合250 words以内、日本語の場合500字以内)を記入すること。
2024年4月1日時点で、博士号取得後5年以内であることを証明できる書類等。提出にあたっては、申請フォームにファイルを追加する、または、メール添付で提出するというどちらかの方法で提出すること。申請フォームにファイルを追加するためには、グーグルアカウントへのログインが必要になる。メール提出の宛先は国際交流委員会( international[at]ja-bioethics.jp )です。
6. 助成金の支給額
30万円を上限として支給する。①航空費(エコノミークラス、常識的な範囲でなるべく廉価なものとする)及び自宅より空港までの往復交通費、②参加登録料、③海外渡航保険加入は、当助成金を必ず用いることとする。それ以外に、滞在日数に応じて(学会のプレコングレス等への出席も推奨される)、日当、宿泊費(国立大学法人の定める旅費規程のによる)が支給される。
例:宿泊費 13000円、日当4500円
往路 航空機夜発 ドーハ翌日午前着 現地 3泊
帰路 航空機夜発 日本翌日着の場合、 5泊(内機内泊2)6日の旅行となる。
この場合、積算は:(宿泊料)×3+(日当)×6=66000円となる。
なお、支給の仕方は、国際学会終了後、提出書類が確認された後に、銀行口座等への振り込み等で支給する。オンラインによる参加の場合には、Congress参加費のみ支給することとする。
7. 受給者の提出書類
① 航空券領収書
② 参加登録証明書(領収書)
③ 海外保険加入料(領収書)
8. 受給者の学会への義務
助成金受給者は、JABのニューズレターへの原稿執筆(学会出席報告を含む)の義務を負う。この原稿(ワードファイル等)は、原則として、当該のIAB World CongressあるいはFAB Congressの終了後1ヶ月以内に、JAB事務局に電子メールで提出すること。
9. 選考方針
1) 応募者の選定にあたっては、4. 応募資格の条件等に加え、以下の発表形態の順番で採択を優先する。
① Oral paper (30 min total)
② Short oral presentation (15 minutes total)
③ Panel / Symposium Session (75 minutes total)
④ Workshop (90-120 minutes)
⑤ Poster
2) IAB World CongressあるいはFAB Congressに受理されたProposal(報告)の内容ないしアブストラクト(英語の場合250 words以内、日本語の場合500字以内)。報告内容が優れていることが重視される。
3) 申請フォームにおける収入支出予算(概算)の合理性。
10. 審査の主体とプロセス
国際交流委員会が審査し、理事会に受給者を推薦する。理事会にて承認を得る。
11. 申請書および応募の締切について
- JABのホームページ、あるいは学会メーリングリストで配布したリンクより申請フォームに記入・提出すること。 Google Formへのリンク⇒ https://forms.gle/Z2YJnL6fLqou6Uqh7
- 申請フォームの入力締め切りは、2024年2月29日とし、IAB World CongressあるいはFAB CongressにおいてProposalが受理された場合、速やかに事務局に受理を証明する書類(IAB World CongressあるいはFAB Congressによる受理を通知するメールのコピー等)を国際交流委員会( international@ja-bioethics.jp )に電子メールで提出する。
- その後に、国際交流委員会で審議する。国際交流委員会の審議は1ケ月以内に行い、理事会承認を得て、申請者へ速やかに採択についての結果を通知する。