これまで、医療は専門家主導で行われてきました。しかし、専門家が良かれと思って行ったことは、必ずしも、当事者にとって「善いこと」とは限らず、不本意なことも少なくありません。また、COVID-19下の「命の選別」の危険性に対して、あるいは、京都の「安楽死」事件に対して、様々な当事者の声が上がっていますが、当事者・市民と専門家の「対話」や「協働」に至るのは簡単ではありません。
そこで、私達は、日本生命倫理学会「当事者・市民協働参画を考える」部会を立ち上げ、それを記念して、当事者・市民協働参画に、どのような課題、困難、未来があるのか、ざっくばらんに語り合うワークショップ大集会を企画しました。様々な立場の皆様と活発な意見交換を行いたく存じます。熱い皆様のご参加をお待ちしております。
「当事者・市民協働参画を考える」部会・部会長 杉原正子
イベント名称
ワークショップ「徹底討議:今、なぜ、当事者・市民協働参画なのか?」
開催日時
2020年9月27日(日)13:30~16:00 (13:00開場)
開催形式
Zoom(登録してくださった方にURLを送付いたします。)
対象
どなたでもご参加頂けます。
定員
100名。先着順、要予約。
座長
杉原正子(東京医療センター・精神科医師)
プログラム
13:00 開場
13:30 趣旨説明(10分)
13:40 指定講演(下記5名)
杉原正子「なぜ今、当事者・市民協働参画なのか。」
吉田智美「当事者・市民協働参画と背景」
北原秀治「社会活動の経験から」
細田満和子「当事者・市民協働参画と患者会」
宿野部武志「当事者が考える当事者・市民協働参画」
14:30 グループワーク
15:00 質疑応答・全体討論
15:50 まとめ
お申し込み
フォームからご登録ください。
https://forms.gle/83HfokYhkzBUzTcD6
ご質問
こちらまでどうぞ。
Kyodosankaku-rinri[at]gmail.com
担当:部会事務局(吉田智美、北原秀治)
主催
日本生命倫理学会「当事者・市民協働参画を考える」部会