巻頭言 

『生命・環境とグローバル化』
加茂直樹

依頼論文 

  • 『「日本生命倫理学会」成立の歴史的状況 ?一つの記録?』
    坂本百大
  • 『戦争・テロは生命倫理の課題か ?殺人の正当化と寛容律?』
    加藤尚武
  • 『脳神経倫理 ?脳科学と社会の健全な関係をめざして?』
    佐倉統/福士珠美

第18回日本生命倫理学会年次大会招待講演 

『郷村医生として生きる』
包金山

第18回日本生命倫理学会年次大会シンポジウム

  • 『ビオスの本源的装甲』
    金森修
  • 『エンハンスメントと現代社会』
    倉持武
  • 『倫理はエンハンスメントをどう捉えるべきか』
    篠原駿一郎
  • 『エンハンスメント概念の分析とその含意』
    伊吹友秀/児玉聡
  • 『プロフェッションとしての医療』
    樫則章
  • 『「戦争とテロ」に抗するバイオエシックス 』
    ?Narrative Approachによるベトナム体験?』
    木村利人

原著論文 

  • 『日本における生命倫理政策の歴史的展開 ?生命倫理委員会の合意形成?』
    額賀淑郎/金一裕之/赤林 朗
  • 『「和」と日本の看護倫理』
    小西恵美子/八尋道子/小野美喜/中嶋尚子
  • 『自分の死と他者の死は誰にかかわることか 』
    ?死の形而上学へのカプグラ症候群からの問いかけ?』
    新山喜嗣
  • 『私たちの生命倫理学は、なぜハンセン病問題を知らずにきたか』
    宮坂道夫
  • 『脳死・臓器移植に対する看護学生とその親の認識』
    齊田菜穂子

報告

  • 『記述表現からみた大学生の「生命倫理」に関する考え』
    横尾美智代/佐藤ひかり/福地範恵/早島理
  • 『医療倫理学教育におけるケース構成法の意義』
    服部健司
  • 『医療に対する自律性に関する日米比較』
    松井美帆

紹介

  • 『米国の医療者教育における文学教育』
    足立智孝
  • 『コンコーダンスの概念について』
    渡辺義嗣

研究ノート

  • 『 現代アメリカの無保険者問題と医療保険改革』
    天野 拓
  • 『「死」を問うことの意味 ?私たちは近代を前史とすることができるか?』
    下村英視
  • 『インフォームド・コンセントと儒教倫理』
    葛生栄二郎
  • 『ミスコンダクトの調査における手続保障 』
    ?アメリカ合衆国における議論の歴史から?』
    佐藤雄一郎
  • 『デッド・ドナー・ルールの倫理学的検討』
    児玉聡
  • 『「不幸な子どもの生まれない運動」と羊水検査の歴史的受容過程』
    ?「障害児」出生抑制政策(1960年代半ば?70年代初頭)興隆の社会構造的要因?』
    土屋敦
  • 『身体の存在形式または、意思と状況との関係性の違いに』
    基づく生命維持治療における差し控えと中止の解釈』
    川島孝一郎/伊藤道哉
  • 『ドイツにおける「妊娠葛藤相談」について ?義務づけられた相談をめぐる諸問題?』
    小椋宗一郎
  • 『消費者に直接販売される遺伝子検査の規制をめぐって ?イギリスの事例?』
    渡部麻衣子/土屋敦/大畑尚子/高田史男
  • 『挙児・子育て希望者の多様化がもたらす課題 ?同性愛カップルの事例から?』
    柳原良江
  • 『フランスにおける出生前診断の現状と胎児理由による?IVG?の危機 ?ペリュシュ判決その後?』
    山本由美子
  • 『遺伝子情報の取り扱いに関する倫理問題 ??Rothstein?による政策的議論を中心にして?』
    岩江荘介