巻頭言 

『バイオエシックスの誕生から成長を顧みて』
星野一正

依頼論文 

  • 『臨床の場における『出生前診断』 —親と胎児,その微妙な関係—』
    平原史樹
  • 『健康と生命倫理 —欲望論の視点から—』
    森下直貴
  • 『遺伝子特許と生命倫理』
    隅藏康一
  • 『「ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方」について』
    位田隆一

第15回日本生命倫理学会年次大会基調講演 

『人間の尊厳と平和』
ヨゼフ・ピタウ

第15回日本生命倫理学会年次大会シンポジウム 

  • 『ホスピスチャプレンの役割と心得』
    沼野尚美
  • 『ヒト ES 細胞研究における生命倫理 —我々は何を審議してきたか—』
    高木美也子
  • 『日本におけるクローン胚問題についての疑問』
    塚田敬義
  • 『新生児・周産期医療から見た生命の尊厳』
    仁志田博司
  • 『いのちを考える —宗教という視座から—
    仏教とターミナルケア ……ビハーラ、その来し方を振り返って……』
    田宮仁

原著論文 

  • 『終末期ケアに関する啓発活動への高齢者の関心と規定要因』
    松井美帆/森山美知子
  • 『新しい優生学と個人の自由の制限 — 遺伝子、胎児の資産分析の試み』
    徳永純
  • 『ヘルシンキ宣言第30条の注記または改訂案と日本における「臨床研究に関する倫理指針」』
    栗原千絵子
  • 『フランス生命倫理法に見られる人格概念』
    小出泰士

報告 

  • 『倫理委員会の機能と社会的責任についての論考:生体部分膵からの膵島移植を例として』
    赤林朗
  • 『倫理問題に関する看護職(臨床看護師と保健師)の認識の比較』
    中尾久子/藤村孝枝/中村仁志/堤雅恵/森田秀子/大林雅之/小林敏生/長川トミヱ
  • 『エホバの証人に対する口腔外科的治療の問題点』
    横山朋子/一杉正仁/黒須明/佐々木忠昭/今井裕/長井敏明/徳留省悟
  • 『生殖補助医療における情報提供の在り方に関する検討—多胎妊娠等のリスク情報に着目して—』
    掛江直子/野間千夏子/冲永隆子

紹介 

『ソーシャルワークの倫理とコミュニタリアニズム』
宮嶋 淳

研究ノート 

  • 『異状死体からの眼球摘出をめぐる法的・倫理的問題点について』
    一杉正仁/木戸雅人/川戸仁/横山朋子/黒須明/長井敏明/徳留省悟
  • 『気管内挿管チューブ抜去の是非:川崎「安楽死」事件を他山の石として』
    浅井篤/尾藤誠司/千葉華月
  • 『医療サービス市場とバイオエシックス』
    谷口泰弘/塚田敬義
  • 『ヒト胚性幹細胞は「ヒト」か仏教の唯識思想から考える』
    中野東禅
  • 『モラル・ジレンマとケアの倫理』
    須長一幸
  • 『HIV 自宅検査をめぐる倫理学的一考察』
    宮城昌子
  • 『インフォームド・コンセントにおける〈情報開示〉と〈理解〉の関わりをめぐって—アナロジーの可能性』
    茶谷直人