日時・開催場所

*大会長講演・学会および大会企画シンポジウム、国際シンポジウム、若手奨励賞関連セッションは対面・オンライン(ライブ配信)のハイブリッドとなります。

公募セッション・シンポジウムはオンライン(ライブ配信)のみ、一般演題発表はオンデマンド(録画)となります。

大会概要(PDF)
※(参加登録・申込方法、参加の注意点、タイムテーブル、プログラム概要を含みます)

実行委員

  • 土井健司(大会長、関西学院大学)
  • 藤井美和(副大会長、関西学院大学)
  • 加納和寛(大会事務局長、関西学院大学)
  • 香川知晶(山梨大学)
  • 安藤泰至(鳥取大学)
  • 建石真公子(法政大学)
  • 美馬達哉(学会企画委員長、立命館大学)
  • 河原直人(学会情報委員長、九州大学)
  • 田中智彦(学会事務局長、東洋英和女学院大学)

大会テーマ

ひとに聴き、ひとを見つめる生命倫理

趣旨

生命倫理の歴史は、ひろく医学・医療のかかわる場面において「ひと」が忘却されてきたことに対する憤り、反省を原動力として展開してきたものと捉えることができる。

人体実験であれば実験結果に注意が向けられるあまり被験者が蔑ろにされてきたことへの反省、脳死臓器移植であればレシピエントの治癒・快復が注目されるが、ドナーの死というものが十分に検討されているのかが問題化された。周産期の問題であれば、受精胚や胎児、女性が忘却されている点が問題となったと言える。

歴史の中で生命倫理が発展することでさまざまな倫理原則や委員会、ガイドライン等が整備され多々解決されてきたとしても、すべてが解決されたわけでなく、反対に一つの解決が新たに忘却される「ひと」を生み出す場合もあるだろう。また、問題の当事者として患者、家族、さらには医療者、介護者などを考えるだけではなく、より広い周囲のひとたち、社会やさらには人類としての「ひと」や環境のなかの「ひと」について思いをめぐらすことが求められることもあるだろう。

以上より原点に立ち返るべく、「ひと」の語りに聴き、また「ひと」を見つめことの重要性から生命倫理について考えてみたい。

〔大会長講演〕

ひとに聴き、ひとを見つめる生命倫理

〔学会企画シンポジウム〕

個人情報とひとの顔のはざまで データ・尊厳・公共性

〔大会企画シンポジウム〕(日本学術会議後援)

安楽死問題における〈当事者〉とは誰か?―医療および社会・文化的文脈をふまえて―

〔大会企画シンポジウム〕

強制不妊はどのような人権/生命倫理の問題か―「優生学」および「性別の自己決定」における「身体の完全性」・「尊厳」・「リプロダクティブ・ライツ」保護の観点からー

〔大会企画講演〕

「いのち」へのまなざし-当事者の声に聴く-

※大会企画シンポジウム、大会企画講演の計3つのイベントは、対面会場(関西学院大学西宮上ケ原キャンパス)にて一般無料公開で行われます。

〔国際シンポジウム〕

Autonomy and Vulnerability in End-of-life Care

公募シンポジウム・ワークショップ

大会当日11月19日・20日にライブ配信します。ライブ配信を録画した動画を、11月22日からオンデマンドでも配信する予定です(参加者限定サイト)。

一般演題

大会第一日目よりオンデマンド(録画)にて視聴可能となります。

評議員会・理事会・総会

以下の日時で行われる予定です。

  • 評議員会: 19日(土)12:0013:00 ※終了しました
  • 理事会 : 19日(土)18:0019:00 ※終了しました
  • 総 会 : 20日(日)12:5014:00 ※終了しました

※評議員会・理事会とも、会議の席上における出席者(評議員・理事)の方々への食事提供は感染防止の観点から見送らせていただきますので、別途各自でお摂りいただきますようお願いいたします。