イベント名
先端技術の社会共創に向けた取り組み ~AIやVRとコミュニティとの共生~
概要
近年、人工知能やバーチャルリアリティ等の先端技術は社会に急速に浸透しています。 研究倫理、生命倫理、社会的受容の観点からこれらの技術をいかに共生させていくかは重要課題です。本大会ではAI、バーチャルリアリティ、倫理、DX、法、患者市民参画を軸に専門家による議論を通じて先端技術と社会の共創の道を探ります。
日時
2025年11月2日(日曜)10時~18時半
開催方式
ZOOMウェビナー・オンライン
プログラム・イベント詳細
【プログラム】
10:00–10:50 開会挨拶と大会長講演:DXと未来社会の倫理的課題
・瀬戸山晃一(京都府立医科大学)による挨拶
・松山琴音大会長(国立成育医療研究センター 臨床研究センター長)による基調講演
「デジタルトランスフォーメーションの進展が社会にもたらす可能性とリスクを俯瞰し、先端技術と倫理的課題の展望を示す。」
11:00–12:30 セッション1:バーチャルリアリティと社会との共生 座長:松山琴音
VR/AR技術の発展による社会的・倫理的インパクトを検討し医療・教育・地域社会での応用と課題を考察する。
・エイツーヘルスケア株式会社 窪田有翔
「AR/VRの治験・臨床研究領域での応用と普及啓発の例」
・一般社団法人YORIAILab理事長 八木伸高
「VRでの患者パネルの実施について」
・あまた株式会社 松山弘世
「VRを使用した獣医学教材VETS VRの開発」
13:30–15:00 セッション2:倫理審査のAIを用いた効率化とレイコミュニケーション 座長:松山琴音
患者・市民参画の新たな意義と研究倫理審査体制の役割を議論する。
・一般社団法人YORIAILab理事長 八木伸高 「PPIとレイコミュニケーションに関する欧米の状況」
・京都大学医学部附属病院特定助教 森拓也(理事)
「AIを用いた研究倫理審査のあり方」
・京都府立医科大学教授 吉井健悟(理事) 「先端技術倫理学会におけるAI・VRに関連する倫理の普及啓発」
15:10–16:40 セッション3:AIと法と生命倫理 座長:瀬戸山晃一
生成AI・医療AIの利用に伴う法倫理課題(透明性・説明責任・意思決定支援と人間の役割)について検討する。
・京都大学特任教授 カール・ベッカー(理事)
「生成AIと共生は可能か」
・明治大学教授 小西知世(理事)
「意思決定支援に関する法的・倫理的な課題」
・NTT ドコモビジネス担当部長 櫻井陽一(理事)
「医療AIとプライバシー」
16:40–16:50 総括・閉会挨拶
17:00–18:30 学会理事との交流会 デジタル名刺交換も実施予定!!
テーマ1. 工学技術倫理
佐野睦夫(大阪工業大学)、Panote Siriaraya(京都工芸繊維大学)
テーマ2. 法律・倫理
宇佐美誠(京都大学)、藤巻伍(TMI総合法律事務所)、杉浦淳(大阪工業大学)
テーマ3. 研究倫理(医学・社会学等)
瀬戸山晃一(京都府立医科大学)、森拓也(京都大学)、松山琴音(国立成育医療研究センター)
テーマ4. AI、VRと教育
佐野睦夫(大阪工業大学)、吉井健悟(京都府立医科大学)
テーマ5. AIビジネス上の話題
櫻井陽一(NTTドコモビジネス)
イベントURL
主催
先端技術倫理学会
情報提供
瀬戸山晃一(京都府立医科大学)
