イベント名
吉岡斉資料展―日本の科学技術と原子力政策―
日時
2025年6月11日(水)~8月6日(水)
開催場所
九州大学 伊都キャンパス フジイギャラリー (入場無料)
プログラム・イベント詳細
吉岡斉氏(1953-2018)は東京大学で物理学を学んだ後、科学史・科学哲学を専攻し、科学技術と社会の関係を深く掘り下げていきました。1980年代初頭から科学技術の進歩を無条件に礼賛する考え方に異議を唱え、メディアを通じて活発に意見を発信するようになります。科学がもつ力を社会がどう受け止めるべきか、科学者は社会に対してどのような責任を負うべきかを問い続けました。大学教員として教育にも熱心に取り組み、学生や市民との議論を通じて自身の考えを磨いていきました。2011年福島第一原発事故後には、政府事故調査委員会の委員を務め事故の検証だけでなく、その経験をもとに市民との対話を深めながら原子力政策のあり方に具体的な提言を行う等、研究と社会実践の両方を重視した活動を続けました(九州大学大学文書館【概要】より)。
イベントURL
http://www.arc.kyushu-u.ac.jp/topics/405
主催・共催
【主催】九州大学大学文書館
【共催】九州大学附属図書館
【協力】HNK福岡放送局
お問い合わせ窓口
九州大学大学文書館 〒812‐8581 福岡市東区箱崎6-10-1,
TEL:092-642-2292
ポスター
情報提供
丸山マサ美(九州大学大学院医学研究院)