イベント名
シンポジウム「性感染症と市民との公衆衛生コミュニケーション」
概要
梅毒の感染拡大が社会問題化するなど、性感染症対策は喫緊の公衆衛生上の課題となっています。性感染症に対する公衆衛生政策は、性教育の充実化、予防対策の普及、ハイリスク集団へのアプローチ、スクリーニングの簡便化・強化、パートナー通知に関するガイド、差別や偏見をなくすための社会的支援など、多岐にわたります。これらのどれも、公衆衛生倫理ならびに市民コミュニケーションからのアプローチが欠かせません。
そうした中、東京大学生命倫理連携研究機構、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構・社会連携部門、アドテック株式会社は共同で、性感染症と市民コミュニケーションに関する研究を実施しています。この度、性感染症対策に造詣の深い先生方3名を招聘し、梅毒、HIV感染対策と市民コミュニケーションをテーマとしたシンポジウムを下記の通り開催することにいたしました。
日時
2025年3月12日(水)15時00分~17時00分
開催方式
ハイブリッド開催
東京大学本郷キャンパス伊藤国際学術センター3階中教室+ウェブ(ZOOM)
プログラム・イベント詳細
15時00分~15時05分
開会の挨拶
桑田光平(東京大学大学院総合文化研究科・教授、東京大学教養学部附属教養教育高度化機構社会連携部門)
15時05分~15時15分
趣旨説明
中澤栄輔(東京大学大学院医学系研究科・教授、東京大学生命倫理連携研究機構・機構長)
15時15分~15時45分
潟永博之先生(国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター・センター長)
梅毒・HIVの疫学と公衆衛生の取組
15時45分~16時15分
西塚至先生(東京都保健医療局・感染症対策調整担当部長)
東京都における性感染症(梅毒・HIV)対策
16時15分~16時45分
古瀬祐気先生(東京大学・国際高等研究所新世代感染症センター)
感染症対策・公衆衛生活動の経験
16時45分~17時00分
総合討論
17時00分
閉会の挨拶
小林薫(アドテック株式会社 企画開発部 部長)
イベントURL
主催
共同主催
東京大学生命倫理連携研究機構
東京大学教養学部附属教養教育高度化機構・社会連携部門「未来の公衆衛生を支えるスクリーニングを目的とした検査キットの新たなプラットフォーム開発」 アドテック株式会社
お問い合わせ窓口
東京大学医学部医療倫理学分野・中澤栄輔(nakazawa[at]m.u-tokyo.ac.jp)
情報提供
中澤 栄輔(東京大学)