イベント名

The 2024 Declaration of Helsinki: Taking Forward Bioethics and Human Rights

概要

ブラジル生命倫理学会と国際製薬医学会・他との共催、日本生命倫理学会・他後援により、ヘルシンキ宣言2024年改訂に関して議論する国際Webinarを下記のとおり開催します。

日時

2024年8月5日, 26日日本時間20:00から23:00

開催方式

Zoomによる開催

プログラム・イベント詳細

世界医師会による人を対象とする研究の倫理原則であるヘルシンキ宣言は、1964年に初版が採択され、最新改訂は2013年である。現在、12024年10月の改訂版採択に向けた最終段階にある。

世界医師会の地域会議と2回のパブリックコンサルテーションでは、コミュニティや患者の研究への参画とその保護、弱者の研究組み入れ推進とその保護、低資源環境・災害状況下での研究、試験終了後に有効性が証明された介入へのアクセス、そして最も論争を喚起してきたプラセボ対照試験の許容条件(CIOMS指針との整合性)などが重要な争点となっている。ヘルスデータベースとバイオバンクについての台北宣言との関係性もデータ駆動型研究を推進する上で重要課題である。

本シンポジウムでは、第三者的な立場(協力関係を持つ場合を含む)から、世界医師会における改訂状況を概観し、今後の研究倫理の潮流の方向性を検討するとともに、研究参加者の尊厳と人権の保護のために必要な基軸を、生命倫理学の観点から明らかにする。

イベントURL

http://cont.o.oo7.jp/sympo/SBB_IFAPP_Webinar_DoH_JP_Aug5_26.pdf

主催

ブラジル生命倫理学会、国際製薬医学会(IFAPP)、他

お問い合わせ窓口

chieko.kurihara[at]nifty.ne.jp

情報提供

栗原 千絵子(神奈川歯科大学)

ポスター