概要

 授業法研究部会2023年6月度定例研究会を下記の要領で開催することとなりましたのでご案内申し上げます。

 今回は、『学生を思考にいざなうレポート課題』(ひつじ書房、2016年)の編著者である成瀬尚志先生(大阪成蹊大学)をお招きし、レポート課題の設定と評価についてご講演いただきます。ChatGPTなどの生成系AIとの関連で盛んに議論されているテーマでもあり、改めてレポート課題について考えるよい機会になるかと存じます。ご関心のある皆様のご参加を心よりお待ちしております。
※ 非学会員の方もご参加いただけます。

イベント名称

授業法研究部会 2023年6月度 定例会(成瀬尚志先生講演会)

日時

2023年6月25日(日)14:00~16:00

場所

オンライン(zoom使用)

イベント詳細

 

成瀬尚志(大阪成蹊大学)
「自分で考えて書く」レポート課題の設定とその評価

〈講演者から〉
 大学で成績評価のためのレポート課題は多くの場面で取り入れられています。しかしながら、コピペ問題を中心に、レポート課題を出題してもうまくいかなかった、という経験をされている方は多いのではないでしょうか。
 レポート課題には成績評価の手法としての「評価課題」の側面に加え、レポート課題に取り組むこと自体に学習上の意義があるという「学習課題」の側面もあります。この二つの側面を実現させるためにも、レポート課題には(当然ながら)学生自身が頭を使って自分で考えながら取り組むことが求められます。
 そこで、本会では「(学生が)自分で考えて書く」レポート課題にするための設計上のポイントと評価の仕方について検討します。
 受講生や授業内容によって効果的なレポート課題は変わってくるため、最終的にはみなさん自身でご自身の授業に合ったレポート課題を設計できるようになることを目指したいと思います。そのためにも、ディスカッションの時間は十分とりたいと考えています。レポート課題で悩まれていることや、みなさんの創意工夫されている点などを共有しながら進めていきたいと思います。

参加登録・お問い合わせ

●定例会への参加をご希望の方(非部会員)は、次のフォームから申し込みください。
申し込みされた方には、定例会前にZoomミーティングURLをお送りいたします。
https://forms.gle/1hvSRvHkjr7GkSy7A

● 参加申し込み期間:2023年6月24日(土)23:59 まで

● 授業法研究部会および定例会詳細についてのお問い合わせは
次のアドレスまでお願い申し上げます。
b07-jugyo[at]ja-bioethics.jp

● 授業法研究部会については以下の紹介ページをご覧ください。
本部会への登録(部会員登録)も以下のページよりお願い申し上げます。
https://ja-bioethics.jp/division/introduction/lesson-study/

主催

授業法研究部会