生物と同じように、DNAやタンパク質などの生体分子から構成され、機械式ロボットと同じように、感覚・知能・運動というロボット3要素を有する「分子ロボット」は生体との相性がよく、医療や農業など様々な分野への応用が期待されています。このような分子ロボットが社会に広く受け入れられるためには、安全・安心を担保するための技術開発だけでなく、潜在的なリスクを洗い出すための対話が不可欠です。このような対話の場を実現するために、この度、CBI研究機構・先端領域ELSI研究所に「分子ロボット倫理研究会」を設置することが有志により提案されました。つきましては、発起人として本研究会の発足にご賛同して頂ける方を幅広く募集いたします。研究者、学生だけでなく、様々な職種、領域、ステークスホルダーからご参加いただければと思います。お知り合いの方々にも知らせて頂ければ幸いです。
なお、私たちのこれまでの分子ロボット倫理への取組みは下記のURLおよびQRコードからご覧いただけます。
https://cbiri.cbi-society.info/elsi/
CBI研究機構・先端領域ELSI研究所 所長 小長谷明彦
東北大学大学院・工学研究科 教授 村田智
大阪大学・社会技術共創研究センター 准教授 標葉隆馬
海洋研究開発機構・超先鋭研究開発部門・超先鋭研究プログラム 研究員 小宮健
名称: 分子ロボット倫理研究会
発起人募集締め切り; 2021年9月30日(木) (延長しました)
連絡先: info-elsi[at]cbiri.cbi-society.info
件名に 「分子ロボット倫理研究会発起人の件」と記してください。
発足日: 2021年10月中を予定(CBI研究機構による承認後発足)
参加費: 無料(CBI学会員になる必要はありません。)
開催形式: 原則オンライン会議
開催頻度: 年3~4回程度 (各回3~4名程度の報告・発表・議論などを想定)
参加資格; 特になし。ただし、本研究会発足後に組織される幹事会において不適切と判断される行為を行った方は参加資格を失う場合があります。
発起人(2021年9月9日時点:順不同、敬称職位所属略)
小野喜志雄・河原直人・山村雅幸・森下翔・豊田太郎・木賀大介・西田暁史・佐藤佑介・安田翔也・瀧ノ上正浩・見上公一・吉田省子・河村賢・川本思心
募集要項(ダウンロード↓↓)
cbiri_20210917
情報提供: 河原 直人(九州大学)