概要
東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座では本学会会員の広井良典先生をお迎えし 、「臨床死生学・倫理学研究会」を開催することとなりました。よろしければ、どうぞご参加ください。
イベント名称
臨床死生学・倫理学研究会「生と死のグラデーション ー 死生観の再構築」
開催日時・形態
◆日時:2021年6月23日(水)18時50分~20時30分
◆開催形態:Zoomウェビナー開催(リアルタイム)
参加方法
事前登録制 定員500名(先着順)
参加をご希望の方は以下のURLからご登録ください。
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/ja/study.html
イベント詳細
講演者:広井 良典先生 京都大学 こころの未来研究センター 教授
【広井良典先生から頂戴した自己紹介文とご講演内容のご案内】
私の専攻領域は公共政策と科学哲学となりますが、大きくは「人間についての探究」と「社会に関する構想」を架橋することが基本的な関心です。
そうした問題意識からこれまで行ってきたのは、第一に医療や福祉、社会保障などの分野に関する政策研究で、これは次第に環境、地域再生等の領域に広がっていきました。
第二は死生観や時間、ケア、コミュニティなどのテーマに関する原理的な考察で、自分の中では関心の核に位置しています。
第三は以上の二つをつなぐもので、具体的には「定常型社会=持続可能な福祉社会」と呼びうるような社会像の構想です。
本講義では、上記の第二の柱にそくして、近年のテクノロジーがもたらす「現代版“不老不死”の夢」とも呼ぶべき動きを出発点に、ミクロレベルでの「生と死のグラデーション」等という視点、また人類の歴史において「無」や「死」がどのように理解されてきたかというマクロレベルの視点を踏まえながら、死生観のあり方を考えてみたいと思います。
イベントURL
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/ja/study.html
主催
東京大学大学院人文社会系研究科
死生学・応用倫理センター 上廣死生学・応用倫理講座
本イベントのお問い合わせ
東京大学 上廣死生学・応用倫理講座 dalsjp[at]l.u-tokyo.ac.jp
情報提供
会田 薫子(東京大学)
イベントポスター等
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ポスター:210623_shiseigaku_event-poster