開催趣旨

 コロナ禍において、これまで当たり前にできていた多くのことができなくなりました。この1年余りの間に、私たちは様々な喪失と悲嘆を経験させられてきました。そして、私たちが⼈⽣において経験する様々な喪失の中でも、最も⼤きな悲嘆を引き起こす喪失の⼀つが、⼤切な⼈を亡くすということです。
 本シンポジウムでは、死別の悲しみにいかに向き合うことができるのか、宗教や芸術といった側⾯から光を当てて検討します。そして参加者の皆さんとの議論を通して、死や死別の悲しみを語り合える⽂化の創出の可能性を模索したいと考えています。

イベント名称

 2020年度⽇本医学哲学・倫理学会公開講座『「死別の悲しみ」にいかに向き合うか〜医療・宗教・芸術を通して考える〜』

開催日時

2021年2⽉28⽇(⽇)13時30分〜16時30分

開催方法

オンライン開催 (申込締切:2月21日)

プログラム・イベント詳細

安藤泰⾄(⿃取⼤学医学部)
 「グリーフケアをめぐる⾔説とその問題点」
平⼭恵美⼦(藍野⼤学)
 「終末期ケアに携わる看護師の苦悩」
⼤河内⼤博(浄⼟宗願⽣寺)
 「亡き⼈の逝き先と居場所を語る⾔葉」
⼊江杏(絵本作家)
 「悲しみとともにどう⽣きるか」

司会・⼭本佳世⼦(天理医療⼤学)

主催

⽇本医学哲学・倫理学会

イベントURL

https://itetsu.jp/main/wp-content/uploads/2020/12/2020iteturin_kouza.pdf

ポスター

ダウンロード_2020iteturin_kouza

本イベントのお問い合わせ

⼭本佳世⼦(天理医療⼤学) k.yamamoto[at]tenriyorozu-u.ac.jp

情報提供

安藤 泰⾄(鳥取大学)

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