2020年8月4日、日本学術会議哲学委員会 の「いのちと心を考える分科会」による提言「人の生殖にゲノ ム編集を用いることの倫理的正当性について」が発出されました。

提言の結論は以下の三つです。

  1. ゲノム編集技術を使った生殖を法律で禁止すること。
  2. そうした生殖の臨床応用を目指す基礎研究も禁止すること。
  3. 生殖医療全般にわたる包括的な立法を視野に入れ、専門家のみ ならず広く市民が参加する国民的議論を開始すべきだということ。 

情報提供: 安藤泰至(鳥取大学)
※安藤泰至氏は日本学術会議哲学委員会の委員のおひとりです。