イベント名
精神科病院で患者の自傷他害防止に対する医療従事者の注意義務違反が争点となった裁判例について分析し、裁判所の判断基準と近年の傾向を考察します。
概要
医療保護入院と措置入院の違法性が争点となった裁判例について、総合的に分析し、違法性の判断基準と近年の傾向を考察します。
開催日時
2025年11月8日(土)16時~18時
開催方式
オンライン(zoomを使用)
プログラム・イベント詳細
精神保健福祉法には、入院形態について強制入院ではない任意入院にする努力義務を規定しています。また、行動制限は最小限であることが原則です。しかし、患者の自傷他害を防止する観点からは、制限的な環境を必要とする医療従事者のニーズや、それに対する訴訟の動向の影響が存在するのではないかと思われます。
なるべく自由を制限しない人権上の要請と、患者の安全を確保する必要性のジレンマについて、今回の判例研究会で議論できればと思います。
お問い合わせ窓口
https://forms.gle/gCvNrU8XNmozWDaF8
情報提供
小西知世(明治大学)
