イベント名

「向精神薬の適正使用と生命倫理」第1回部会
極論で語る精神医学:薬物療法と精神科診断を巡って

概要

「向精神薬の適正使用と生命倫理」部会を下記のように開催いたします。

開催日時

2025年8月28日(木)19時30分~21時

開催方式

Zoom開催

プログラム・イベント詳細

話題提供:齊尾 武郎(フジ虎ノ門整形外科病院内科・精神科、部会幹事)
特別発言・講評:宮岡 等(北里大学、部会長)
主旨:精神疾患に対する向精神薬療法が普及し、多くの精神疾患が向精神薬で治療されるようになった。その一方、向精神薬の不適切な処方により患者の生命あるいは社会生活が損なわれることがあり、すでに長年にわたって社会問題となっている。
向精神薬の適正使用には、臨床精神薬理学的な問題に加え、医療倫理上の複雑な多岐にわたる課題がある。本部会では、こうした課題を検討するため、当初は関連する基本的な知識を得るため、精神医学・精神医療を概観する内容の話題提供を数回にわたって行う。
向精神薬部会の第1回は向精神薬の適正使用および向精神薬療法の行われる精神疾患について、臨床現場の実状を踏まえて大胆に概説する。
なお、第2回以降、薬事規制・精神保健福祉法制、精神医療に特徴的な医療倫理・研究倫理、精神疾患診療ガイドライン、当事者主義・リカバリー、精神医学の科学性、精神科薬物療法の今日的話題(高額な認知症薬、うつ病等に対する精神展開薬療法など)、疾病喧伝・社会の精神医学化・心理学化、医薬品不足問題などを検討してゆく予定である。
★以下より前日までに登録必須。参加URLは前日に送信します。
https://forms.gle/RhKBBtbFpZ4APFq5A
*本部会で話題を提供したい人・部会で検討したいテーマを随時募集します。
アイディアを歓迎します。

お問い合わせ窓口

栗原千絵子
chieko.kurihara@nifty.ne.jp

情報提供

栗原千絵子(臨床評価刊行会)