2018年より文科省・厚労省・経産省の合同委員会およびタスクフォースにおいて実施されてきた、ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針(ゲノム指針)、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(医学系指針)の見直しと統合に向けた検討では、現在パブリックコメントが終了、告示間近となりました。考える会でも、一昨年度より、指針改正に向けたアンケート調査やワークショップを開催し、検討を行なってきました。そこで今回、指針改正と、新統合指針で検討されている多機関共同研究の一括審査等をテーマにヒトゲノム研究倫理を考える会を開催いたします。是非ご参加下さい。
イベント名称
2020年度第3回ヒトゲノム研究倫理を考える会――指針改正と多機関共同研究の一括審査にむけて――
開催日時
2020年10月17日(土)13:30-17:00
[事前参加登録:10月14日(水)17:00まで]
開催場所
オンラインシンポジウム
プログラム・およびイベント詳細
13:30-13:35 「開会の挨拶」
加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科)
13:35-14:05 「医学研究等に係る倫理指針の改正状況」
平 将生(大阪大学医学部附属病院未来医療開発部)
14:05-14:35 「臨床研究における一括審査導入の光と影」
吉田 雅幸(東京医科歯科大学)
14:35-15:05 「大阪大学における一括審査の実践とその課題」
山本 洋一(大阪大学医学部附属病院未来医療開発部)
15:20-15:50 「新型コロナ感染症のゲノム研究:世界と日本の状況」
徳永 勝士(国立国際医療研究センター)
15:50-16:00 指定発言
野崎 亜紀子 (京都薬科大学薬学部(法哲学))
16:00-17:00 質疑応答・総合討論
主催
文部科学省科学研究費新学術領域「先進ゲノム支援」 ゲノム科学と社会ユニット (GSユニット)
後援
日本生命倫理学会
お問い合わせ窓口
大阪大学大学院医学系研究科医の倫理と公共政策学
workshop[at]eth.med.osaka-u.ac.jp