プログラム

タイムテーブル


プログラム

■第1日目:11月16日(土)

*開会式・大会長講演は、1116日(土)930分より第4会場(グランドホール)で行います

●第1会場(A棟AC231)

[10:40 – 12:10]

1(1)1 公募シンポジウム
研究プロセス、出口戦略を見据えた研究審査とは:ICH-GCPリノベーションを批判的に吟味する

  • オーガナイザー:旗手俊彦(札幌医科大学医療人育成センター)
  • シンポジスト:
    • ICH GCPリノベーションと生命倫理の専門家の役割:何が変わるのか
      松山琴音(日本医科大学)
    • 日本国内の研究規制に係る動向をふまえた課題と展望
      河原直人(九州大学病院)
    • 「ヘルシンキ宣言」改訂とGCPリノベーションが切り拓く出口戦略の未来
      栗原千絵子(「臨床評価」編集委員)
    • 研究審査におけるデュアルユース性の評価機能を問う
      齊尾武郎(フジ虎ノ門整形外科病院)

[13:30 – 15:00]

1(1)2 公募シンポジウム
アドバンス・ケア・プランニングにまつわる疑問点、問題点を通して、今後のあり方を考える

  • オーガナイザー:旗手俊彦(札幌医科大学医療人育成センター)
  • シンポジスト:
    • アドバンス・ケア・プランニング登場までの経緯を考え、望ましい在り方を展望する
      三浦靖彦(岩手保健医療大学臨床倫理センター)
    • アドバンス・ケア・プランニングはなぜ実行されにくいのか:ACP実施の障壁、課題について考える
      冲永隆子(帝京科学大学)
    • 医療における意思決定とコミュニケーション、合理性:在宅医の立場から
      足立大樹(ホームケアクリニック港南)

[15:10 – 16:40]

1(1)3 公募シンポジウム
在宅医療・介護従事者を暴力・ハラスメントから守るための基盤づくり:対話・倫理・法の視点から考える

  • オーガナイザー:武ユカリ(森ノ宮医療大学)
  • シンポジスト:
    • 暴力・ハラスメント対策に取り組むための在宅ケア現場の特性の理解と対話の在り方
      武ユカリ(森ノ宮医療大学)
    • 法的視点からの暴力・ハラスメント
      山崎祥光(御堂筋弁護士事務所)
    • 「倫理的問題」として暴力・ハラスメントに取り組む
      堂囿俊彦(静岡大学)

[16:50 – 18:20]

1(1)4 公募シンポジウム
穏やかに旅立つために必要なものは何か:日本、韓国、台湾における制度や実践を比較しながら考える

  • オーガナイザー:児玉聡(京都大学大学院文学研究科)
  • シンポジスト:
    • 終末期の治療中止の意思決定をめぐる制度政策の比較
      田中美穂(日本医師会総合政策研究機構)
    • 韓国社会における延命医療決定法施行後の動きと変化
      洪賢秀(明治学院大学社会学部附属研究所)
    • 「最期をどうしたいか」ではなく「どうあるか・どう生きるか」を考えるためのツール「生き逝き手帖」の提案
      佐藤恵子(京都大学大学院医学研究科)
  • 指定討論者:
    • 鍾宜錚(熊本大学大学院生命科学研究部)

●第2会場(A棟AC232)

[10:40 – 12:10]

1(2)1 公募ワークショップ
動物という“対話できない”者たちの生命倫理:学術・市民活動・動物党の連帯の潮流

  • オーガナイザー:吉良貴之(愛知大学法学部)
  • 報告者:
    • 竹下昌志(北海道大学)
    • 清水碧(NPO法人動物解放団体リブ)
    • 目黒峰人(政治団体アニマリズム党)

[13:30 – 15:00]

1(2)2 公募ワークショップ
医療・福祉アーカイブズのELSI検討とPAB(患者・市民アドバイザリーボード)の実践:医療・福祉に関する歴史的資料の公共的利活用を目指して

  • オーガナイザー:渡部沙織(東京大学医科学研究所公共政策研究分野)
  • 報告者:
    • 後藤基行(立命館大学大学院先端総合学術研究科)
    • 渡部沙織(東京大学医科学研究所公共政策研究分野)
    • 松原洋子(立命館大学大学院先端総合学術研究科)

[15:10 – 16:40]

1(2)3 公募ワークショップ
提供配偶子を伴う生殖補助医療に関する法律と「出自を知る権利」:当事者支援として何が必要かの検討

  • オーガナイザー:柘植あづみ(明治学院大学)
  • 報告者:
    • 柘植あづみ(明治学院大学)
    • 小門穂(大阪大学)
    • 仙波由加里(お茶の水女子大学)

[16:50 – 18:20]

1(2)4 公募ワークショップ
臨床倫理・文学・演劇

  • オーガナイザー:徳永純(狭山神経内科病院)
  • 報告者:
    • 徳永純(狭山神経内科病院)
    • 清水真央(横浜市立大学附属市民総合医療センター)
    • 服部健司(群馬大学)

●第3会場(A棟AC237)

[10:40 – 12:10]

1(3)1 公募ワークショップ
介護現場における利用者の自己決定の現状を考える:介護現場で生命倫理(規範倫理)の果たす役割と課題

  • オーガナイザー:中村裕子(日本ヒューマンヘルスケア研究所所長)
  • 報告者:
    • 荒川泰士(高知県ホームヘルパー連絡協議会会長)
    • 北川香奈子(株式会社ベーシックケアリング代表)
    • 中村起也(広南病院脳神経内科,医療福祉連携士の会理事長)
    • 小久保ゆき(()聖隷福祉事業団横浜エデンの園施設長)
    • 中村裕子(日本ヒューマンヘルスケア研究所所長)

[13:30 – 15:00]

1(3)2 公募ワークショップ
優生保護法下で聴覚障害のある人に行われた強制的な不妊手術:弁護士、被害者、支援者、研究者の視点から

  • オーガナイザー:坂井めぐみ(立命館大学衣笠総合研究機構/日本学術振興会)
  • 報告者:
    • 高森裕司(弁護士)
    • 尾上敬子(優生手術被害者)
    • 中嶋宇月(愛知県聴覚障害者協会)
    • 利光惠子・河口尚子(立命館大学)

[16:50 – 18:20]

1(3)3 公募ワークショップ
生命倫理学の「生命(いのち)性」を問う

  • オーガナイザー:安藤泰至(鳥取大学医学部)
  • 報告者:
    • 安藤泰至(鳥取大学医学部)
    • 村岡潔(岡山商科大学法学部・京都府立医科大学医学生命倫理学)
    • 大河内大博(願生寺)

●第4会場(B棟グランドホール)

[9:30 – 10:30]

開会式
1(4)0 大会長講演
生命倫理がつなぐ連帯:対話の継続

    • 松原洋子(立命館大学)

[10:40 – 12:10]

1(4)1 公募シンポジウム
小児の生命維持治療をめぐる「話し合い」を再考する

  • オーガナイザー:笹月桃子(早稲田大学人間科学学術院・九州大学大学院医学研究院小児科)
  • シンポスト:
    • 臨床現場での「話し合い」にはなぜ違和感が残るのか
      加部一彦(埼玉医科大学総合医療センター 新生児科)
    • 臨床現場における話し合いの困難さと課題:家族の立場から
      櫻井浩子(東京薬科大学薬学部)
    • 「重篤な疾患を持つ子どもの医療をめぐる話し合いのガイドライン」2024年改訂が目指した理念
      笹月桃子(早稲田大学人間科学学術院・九州大学大学院医学研究院小児科)
    • 意思決定支援の議論はどこまで小児(新生児)領域に適応/応用可能なのか?
      秋葉峻介(山梨大学大学院総合研究部医学域 総合医科学センター)

[15:10 – 16:40]

1(4) 大会特別企画(一般無料公開)特別講演
Vulnerable Personhood and Social Exclusion in the Welfare State
(福祉国家における脆弱なパーソン()であることと社会的排除)*日英通訳・手話通訳・文字通訳あり

  • オーガナイザー:大谷いづみ(立命館大学)・伊東香純(立命館大学)
  • 講演
    • Angharad E. Beckett(University of Leeds[アンハラッド・E・ベケット(リーズ大学)]

[16:50 – 18:20]

1(4)3 学会企画シンポジウム
生命倫理学と障害者差別の解消:配慮と対話の交錯

  • オーガナイザー:美馬達哉(立命館大学先端総合学術研究科)・川端美季(立命館大学生存学研究所)
  • シンポジスト:
    • 大学における障害者支援の課題と今後の展開:障害のある教員の立場から考えるD&I
      稲原美苗(神戸大学)
    • 合理的配慮と慣習・規範
      松井彰彦(東京大学)

●第5会場(B棟カンファレンスホール)

[10:40 – 12:10]

1(5)1 一般演題(口演)

    1. 自律は不要な概念なのか (10:45 – 11:05)
      森禎徳(群馬大学)
    2. 安楽死とIntegrity(統合性):優美さと尊厳(11:05 – 11:25)
      盛永審一郎(公立小松大学大学院)
    3. 「社会的合意」論とは何であったのか:テクノロジー・アセスメントとしてのバイオエシックス(11:25 – 11:45)
      皆吉淳平(芝浦工業大学)
    4. 日本における終末期医療の開始・不開始・中止に関する規範と制度:ガイドラインとインセンティヴによる二層システムの倫理(11:45 – 12:05)
      柏﨑郁子(東京女子医科大学看護学部)

[13:30 – 15:00]

1(5)2 一般演題(口演)

    1. 1980年代から90年代初頭の医学部/医科大学の倫理委員会:自発的設置の背景の検討(13:35 – 13:55
      由井秀樹(理化学研究所/山梨大学)
    2. 安心して細胞提供するために必要な要素の解明:潜在的細胞提供者への半構造化面接より(13:55 – 14:15
      鈴木美香(大阪大学研究オフィス)
      佐藤恵子(京都大学大学院医学系研究科)
      石見拓(京都大学大学院医学系研究科)
      立山由紀子(京都大学大学院医学系研究科)
    3. Ethics of Research Engagement with Deaf PeopleA Qualitative Evidence Synthesis14:15 – 14:35
      Marcin Waligora(Jagiellonian University Medical College
    4. 宇宙環境における人を対象とする医学系研究に関する倫理的課題の検討(14:35 – 14:55
      松﨑友美(宇宙航空研究開発機構有人宇宙技術部門)
      松本暁子(宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門)
      梶谷篤(信州大学社会基盤研究所)

[15:10 – 16:40]

1(5)3 一般演題(口演)

    1. (取り下げ)
    2. 医療現場でのAIの利用に関する医療関係者の視点:フォーカスグループインタビュー研究から(15:35 – 15:55
      古結 敦士(大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学)
      加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学)
      山本ベバリーアン(大阪大学大学院人間科学研究科)
    3. 二次研究で判明する偶発的所見をめぐるELSIの検討(15:55 – 16:15
      大橋範子(大阪大学データビリティフロンティア機構)
    4. 出生前のゲノム情報取得と人の尊厳(16:15 – 16:35
      石井哲也(北海道大学安全衛生本部)

[16:50 – 18:20]

1(5)4 一般演題(口演)

    1. 小児期発症遺伝性腫瘍症候群に対するPGT-Mに関する遺伝医療の専門家の認識:見解/細則の改訂に伴う変化(16:55 – 17:15
      甲畑(照井)宏子(東京医科歯科大学生命倫理研究センター、東京医科歯科病院遺伝子診療科)
    2. 「患者としての胎児」とフェミニスト生命倫理(17:15 – 17:35
      川﨑唯史(東北大学病院)
      高井ゆと里(群馬大学情報学部)
      遠矢和希(国立がん研究センター東病院)
      山本圭一郎(国立国際医療研究センター臨床研究センター)
      松井健志(国立がん研究センターがん対策研究所)
    3. 日本における内密「赤ちゃんポスト」へのガイドライン提言:危害程度の低減による救済原則への倫理的分析(17:35 – 17:55
      シルヴィア・オレーヤージュ(北海道医療大学・北海道大学応用倫理・応用哲学研究教育センター)

●第6会場(B棟ギャラリー)

[13:30 – 18:20]

ポスター掲示

●第7会場(C棟C372

[12:20 – 13:20]

代議員会(社員総会)

●B棟1Fイベントホール

[18:30 – 20:30]

懇親会


■第2日目:11月17日(日)

●第1会場(A棟AC231

[9:00 – 10:30]

2(1)1 公募シンポジウム
オルガノイド研究の現在とELSI

  • オーガナイザー:山本圭一郎 (国立国際医療研究センター)・太田紘史(筑波大学)
  • シンポジスト:
    • ヒト多能性幹細胞から疑似臓器を作ること:ミニ腸を例にその応用の可能性
      阿久津英憲(国立成育医療研究センター)
    • ヒト大脳オルガノイドを用いたデュシェンヌ型筋ジストロフィーの中枢神経症状の病態解明とELSI的課題
      青木𠮷嗣(国立精神・神経医療研究センター)
    • ヒト脳オルガノイド研究の目的を知ることが市民の態度に与える影響
      谷辺哲史(早稲田大学)
    • Ghost in the Cells?
      山本圭一郎・高島響子(国立国際医療研究センター)

[10:40 – 12:10]

2(1)2 公募シンポジウム
内科的な胎児治療研究をめぐるELSIについて

  • オーガナイザー:伊吹友秀(東京理科大学)・松井健志(国立がん研究センター)
  • シンポジスト:
    • 胎児・妊婦を対象とする内科的胎児治療研究の許容可能性の検討:エプスタイン病に対する非ステロイド性抗炎症薬投与を手がかりに
      林和雄(東京理科大学)
      高島 響子(国立国際医療研究センター)
      伊吹 友秀(東京理科大学)
    • 胎児頻脈性不整脈に対する薬物投与の臨床研究における胎児及び妊婦のリスク・ベネフィット評価とその再考
      中川萌子(国立がん研究センター)
    • 胎児治療研究における妊婦の研究参加同意について
      高井ゆと里(群馬大学)
    • 内科的な胎児治療研究の法的課題について
      遠矢和希(国立がん研究センター)

[14:40 – 16:10]

2(1)3 公募シンポジウム
BMI・AI融合領域における生命・医学系研究開発のデュアルユース問題

  • オーガナイザー:四ノ宮成祥(国立感染症研究所・安全管理研究センター)・河原直人(九州大学病院・ARO次世代医療センター)
  • シンポジスト:
    • BMI・AIを利用した医療技術開発の現状
      栁澤琢史(大阪大学高等共創研究院)
    • 脳神経倫理的視点からの議論と国際動向
      福士珠美(東京通信大学人間福祉学部)
    • BMI・AI融合領域の技術と法的観点
      大屋雄裕(慶応義塾大学法学部法律学科)
  • 指定討論者:
    • 佐倉統(東京大学大学院情報学環・学際情報学府)

[16:20 – 17:50]

2(1)4 公募ワークショップ
生命倫理学教育における資料のあり方を考える: 資料のアーカイブ化および活用方法の共有にむけて

  • オーガナイザー:宇田川誠(国立精神・神経医療研究センター)
  • 報告者:
    • 土屋貴志(大阪公立大学)
    • 横田惠理子(慶應義塾大学)
    • 吉川ひろみ(県立広島大学)

●第2会場(A棟AC232

[9:00 – 10:30]

2(2)1 公募ワークショップ
臨床倫理コンサルタントへのキャリアパスの多様性と専門性を考える

  • オーガナイザー:瀧本禎之(東京大学)・長尾式子(北里大学)
  • 報告者:
    • 竹下啓(東海大学)
    • 金田浩由紀(関西医科大学)
    • 三浦靖彦(岩手保健医療大学)
    • 金城隆展(琉球大学)

[10:40 – 12:10]

2(2)2 公募ワークショップ
市民とともに考える先端医科学研究と社会:ヒト幹細胞から生殖細胞を作るIVG研究を例に

  • オーガナイザー:加藤和人(大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学分野)・磯野萌子(大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学分野)
  • 報告者:
    • 加藤和人(大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学分野)
      林克彦
      山下大輔
      古結敦士(大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学)

[14:40 – 16:10]

2(2)3 公募ワークショップ
パンデミックELSIの諸相

  • オーガナイザー:児玉聡(京都大学)
  • 報告者:
    • 井上悠輔・高木博登(京都大学)
    • 大北全俊(滋賀医科大学)
    • 横野恵(早稲田大学)
    • 伊沢亘洋(京都大学)

[16:20 – 17:50]

2(2)4 公募ワークショップ
緩和医療と「安楽死」のはざまで

  • オーガナイザー:杉原正子(まさこ心のクリニック自由が丘)・秋葉峻介(山梨大学医学部総合医科学センター)
  • 報告者:
    • 宿野部武志(一般社団法人ピーペック)
    • 亀山直史(川崎市立井田病院)
    • 川口有美子(NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会)

●第3会場(A棟AC237

[9:00 – 10:30]

2(3)1 若手発表奨励賞セッション

    1. 胎児超音波検査のインフォームド・コンセント:経産婦へのグループ・インタビューより
      島﨑美空(東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻医療イノベーションコース博士後期課程)
      三村恭子(東京大学医科学研究所公共政策研究分野)
      武藤香織(東京大学医科学研究所公共政策研究分野)
    2. 保健医療分野のソーシャルワーカーの固有の倫理的視点とはなにか
      内田美加(静岡大学大学院人文社会科学研究科臨床人間科学専攻)
      堂囿俊彦(静岡大学大学院人文社会科学研究科)
    3. 患者からみた共同意思決定の核となる『話し合い』が成立する要素:透析患者のナラティブ分析から
      宇野澤千尋(聖路加国際大学大学院看護学研究科博士後期課程生命倫理学・看護倫理学)
    4. 日本の医師・看護師を対象とした新型コロナウイルス感染症パンデミックにおける医療資源配分の現状と課題に関する質的研究
      島倉蓉子(東北大学大学院医学系研究科)
      浅井篤(東北大学大学院医学系研究科)
      大北全俊(滋賀医科大学医学部医学科)
      尾藤誠司(医療法人財団慈生会野村病院)

[10:40 – 11:40]

2(3)2 若手論文奨励賞受賞者を囲んで

  • 優生保護法第4条に基づく強制不妊手術対象者の探索:1950年代北海道の保健所の事業からの検討
    由井 秀樹(理化学研究所/山梨大学)

    [14:40 – 16:10]

    2(3)3 公募ワークショップ
    「共感(empathy)」とは何か : 研究参加者との対話に必要な「共感」について考える

    • オーガナイザー:吉田幸恵(千葉大学医学部附属病院)
    • 報告者: 
      • 松山琴音(日本医科大学)
      • 浅野健人(大阪大学医学部附属病院)
      • 小村悠(国立がん研究センター東病院)
      • 吉田幸恵(千葉大学医学部附属病院)

    [16:20 – 17:50]

    2(3)4 公募ワークショップ
    医療専門職のための生命倫理教育:海外で生命倫理を学んだ経験から日本の生命倫理教育を考える

    • オーガナイザー:林令奈(大阪大学医学系研究科)
    • 報告者:
      • 林令奈(大阪大学医学系研究科)
      • 高橋愛海(慶應義塾大学看護医療学部)
      • 広瀬一隆(京都府立医科大学大学院医学科)
      • 秋本貴子(手稲渓仁会病院、Monash University

    ●第4会場(B棟グランドホール

    [9:00 – 10:30]

    2(4)1 公募シンポジウム
    「迷惑をかけたくない」という思いとは何か:思想史学・文化人類学の視点から

    • オーガナイザー:戸田聡一郎(東北大学大学院文学研究科)
    • シンポジスト:
      • 現代日本における老い・看取り・死をめぐる〈迷惑〉意識:近代以前との対比を中心に
        本村昌文(岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域)
      • 〈迷惑〉意識とその表現の歴史的形成について:明治30年代に着目して
        島田雄一郎(大島商船高等専門学校一般科目)
      • 「迷惑をかけたくない」と考えるのは誰か:現代オランダ社会で老いること・死ぬことをめぐって
        中谷文美(関西学院大学社会学部)
    • コメント
      • 日笠晴香(岡山大学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域 )

    [10:40 – 12:10]

    2(4)2 公募シンポジウム
    ゲノム医療推進のための遺伝子差別禁止の法整備をめぐる動向

    • オーガナイザー:瀬戸山晃一(京都府立医科大学大学院医学生命倫理学)
    • シンポジスト:
      • ゲノム医療推進法基本計画WGにおける議論
        横野恵(早稲田大学社会科学部)
      • オーストラリアにおける法整備の動向
        高嶋里枝(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
      • ヨーロッパにおける遺伝子検査の規制および遺伝子差別の規制の動向
        中辻柚珠(京都府立医科大学大学院医学生命倫理学)
      • 米国遺伝子情報差別禁止法(Genetic Information Nondiscrimination Act: GINA)の法的問題と社会的課題を踏まえた日本に根差した遺伝情報に係る法制度モデルの提言
        東新川藤佳(京都府立医科大学大学院医学生命倫理学)

    [13:30 – 14:30]

    会員総会

    [14:40 – 16:10]

    2(4)3 国際シンポジウム(国際交流委員会)
    Current Topics of Bioethics around the Globe: AI in Medicine

    • オーガナイザー:JAB International Collaboration Committee
    • Chair: Kokado, Minori (Osaka University
    • シンポジスト:
      • AI Chatbots, Clinician-Patient Interaction, and Recognition
        Kreitmair, Karola(University of Wisconsin)
      • Self-fulfilling AI in Emergency Medicine: a case for quality beyond accuracy in triage and prognostication
        Mertens, Mayli(University of Antwerp & Atlas Bioethics Center
      • Stakeholder Engagement in the Development and Implementation of AI in Healthcare
        Kogetsu, Atsushi(Osaka University
      • Public attitudes toward secondary use of patients’ data for purposes beyond individual medical care
        Nakada, Haruka (Kanagawa University of Human Services

    [16:20 – 17:50]

    2(3)4 大会企画シンポジウム
    公共文書としてのヘルスケア・アーカイブズのデジタル化と生命倫理

    • オーガナイザー:後藤基行(立命館大学)
    • シンポジスト:
      • ヘルスケア・アーカイブズを「公共文書」として考える
        福島幸宏(慶應義塾大学)
      • 障害福祉の実践現場で記録・資料をどう残し、未来に生かすのか
        増田一世(やどかりの里)
      • 原爆被爆に関する医療記録・研究資料の状況:「何で名前隠すん?」への答えとは
        久保田明子(広島大学)
    • 指定質問:
      • 松原洋子(立命館大学)

    [18:00 – 18:15]

    閉会式

    ●第5会場(B棟カンファレンスホール

    [9:00 – 10:30]

    2(5)1 一般演題(口演)

      1. トリアージの合意形成を問う(9:05 – 9:25)
        徳永純(狭山神経内科病院)
      2. 公衆衛生の向上とプライバシーの保護:日本と台湾の経験から(9:25 – 9:45)
        鍾宜錚(熊本大学大学院生命科学研究部)
        横野恵(早稲田大学社会科学部)
      3. 認識的不正義の観点から見たワクチン倫理:HPVワクチンの事例を中心に(9:45 10:05
        広瀬一隆(京都府立医科大学大学院)

    [10:40 – 12:10]

    2(5)2 一般演題(口演)

      1. 音楽活動を通した子ども・若者のインテグレーション推進に係る制度及び実践の動向と課題:部活動の地域移行に係る検討を中心に(10:45 – 11:05
        山本智子(国立音楽大学)
      2. セルフ・ネグレクトの状態にある高齢者に対するわが国の支援体制の分析(11:05 – 11:25
        岩井しおみ(聖路加国際大学大学院生命倫理学・看護倫理学)
        鶴若麻理(聖路加国際大学)
      3. 児童養護施設で暮らす子どもたちの“自尊心”を保障する環境とは(11:25 – 11:45
        神徳和子(福岡大学医学部看護学科)
      4. 法的側面から見たAI/ 高齢者支援技術の導入と高齢者のプライバシー/自己決定(11:45 – 12:05
        畑中綾子(尚美学園大学)
        土屋裕子(立教大学)

    [14:40 – 16:10]

    2(5)3 一般演題(口演)

      1. 倫理的側面からみたAI/高齢者支援技術の導入と高齢者のプライバシー/自己決定(14:45 – 15:05
        土屋裕子(立教大学)
        畑中綾子(尚美学園大学)
      2. 日本母性保護医協会と優生保護法下の優生手術(15:05 – 15:25
        横山尊(九州大学大学院比較社会文化研究院)
      3. 生命倫理の研究分野の動向と課題の分析:日本生命倫理学会誌とHastings Center Reportから(15:25 – 15:45
        伯耆原真理子(聖路加国際大学大学院修士課程生命倫理学・看護倫理学)
        鶴若麻理(聖路加国際大学)

    ●第6会場(B棟ギャラリー)

    [9:00 – 10:30]

    ポスター掲示

    [10:40 – 12:10]

    2(6)1 ポスターセッション

      1. 19501960年代の日本における幼児・学齢児の人体実験
        吉田一史美(日本大学生物資源科学部)
      2. 長期高齢者療養施設に勤務する介護職が捉える倫理的問題と対応
        中尾久子(第一薬科大学特別研究員)
      3. 韓国におけるハンセン病政策の歴史:「定着村」政策と「浄化計画」
        吉田幸恵(千葉大学医学部附属病院/医学部医学教育学研究室)
      4. 医学系研究における不適合の発生低減に関する調査研究
        倉田真由美(滋賀医科大学医学部附属病院臨床研究開発センター)
        樋野村亜希子(滋賀医科大学研究活動統括本部倫理審査室)
      5. AI医療における「責任」の所在について
        村岡 潔(京都府立医科大学・岡山商科大学)

    第7会場(C棟C372)

    [12:20 – 13:20]

    定例理事会