日本生命倫理学会第10期代表理事・会長の赤林朗より、皆様に日本生命倫理学会へのご入会を心からお勧めいたします。

日本生命倫理学会は1988年に創設されました。日本における、生命倫理に関する諸問題の研究の推進を図ることを目的としています。本学会の特徴は4つの分野からなる学際的な学会だということです。

第1分野は生命科学、医学、看護などの研究者からなります。第2分野は哲学や倫理学の研究者が中心です。第3分野は法学、経済学などの研究者。第4分野は宗教学や社会学の研究者から構成されます。

これだけ学際性を持った学会は他に無いと思われます。学際性とは、互いの立場を十分理解したうえで、自分の意見を述べ、そして双方が合意できる解を見出す対話をすることだと思います。日本生命倫理学会では、生命倫理の諸問題について、学問領域の多様性を尊重しながら、対話することで解を見出す場を提供しています。

生命倫理の諸問題は、国境を越えます。日本だけの視点で考えていては、成り立たない時代です。生命倫理はこの30年の間、大きくグローバル化しました。私は、日本生命倫理学会と、生命倫理に関する世界の学会とのリンクをつくり、人材交流を更に発展させています。日本からの世界への発信、国際社会、 Global なレベルにおける貢献を、学会として考えていくことが必要であると考えるからです。

日本生命倫理学会の代表理事・会長として、日本における生命倫理が真に学際的であり、国際的な発展を遂げることができれば、それほど嬉しいことは他にありません。それでは、皆様のご入会を心よりお待ち申し上げます。

(日本生命倫理学会・第10期代表理事・会長 赤林 朗)